鍵穴(シリンダー)関係
こんな症状はありませんか?
- 鍵穴に鍵が入りにくい
- 鍵が抜けにくい
- 鍵が回りにくい
- 鍵を回す時にひっかかる
鍵穴の汚れが原因の可能性があります!
鍵穴内部では、施錠開錠の度に金属と金属が擦れています。
目に見えない金属片も長年の使用で溜まっていきます。
それに埃が鍵穴から入り込みますので、鍵の調子が悪くなってくることは必然的にあります。
【解消方法】
ホームセンター等に売っている鍵穴専用の潤滑剤で解消されるケースが多くあります。
最近は、お手頃価格で鍵穴用の潤滑スプレーが陳列されているのを見かけるようになりました。
グーグルで「鍵 潤滑剤」と検索結果を見ると、多くの商品がヒットします。
一本は常備して、定期的なお手入れをすることが必要です。
修理で業者を呼ぶとそれなりの金額がかかります。数百円から売っている潤滑剤で解消するのを考えると試す価値がありますね!
しかし、ホームセンターに行く時間が無い、商品の到着を待っている余裕がない・・・
その場合は、Bの鉛筆をご用意ください。
鍵のギザギザ又は凹凸の部分を鉛筆で黒く塗ってください。
黒くなったら何度か鍵を抜き差ししてください。
潤滑剤と同じ効果が生じます。(メーカーでも推奨しています)
※硬い芯の鉛筆は、鍵を削ってしまい思わぬトラブルに繋がりますので避けてください。
注意:鍵穴に油を注すことは、絶対にしてはいけません!油が誇りを吸い寄せて、埃が鍵穴内部で固まります。症状が悪化し鍵の寿命を縮めます。
シリンダー内部の劣化、鍵の劣化等も考えられますので、潤滑剤を注しても改善されない場合は、鍵の寿命を疑ってください。
鍵のレバー関係
下の写真のような現象は起きていませんか?
レバーが下がっています。
室内からレバーを下げていなくてもレバーが下がって戻りません。
ドアを開けるのにレバーを引きます。
長年の使用でレバーの位置がずれてしまいます。(見た目にはわかりません)
簡単に直す方法があります。
室内側のレバーに、固定ビスがあります。
このビスを緩めてみてください。
※ビスを紛失したら困りますので、外さずに緩めるだけにしてください。
簡単にレバーが正常位置に戻り、下がって止まることがなくなります。
全ての症状がこのケースに当てはまりませんが、緩めてみて治ることも多くありますので試してみてください。
それでも直らない場合は、錠ケースの劣化が考えられますので、交換をお勧めいたします。
参考価格:錠ケース交換 8,640円より