MIWA ディスクシリンダー
中国人窃盗団に目を付けられて、ピッキングで狙われやすいと問題になったシリンダーです。
いわゆる「ピッキング騒動」の火付け役です。
中国人窃盗団だけでなく、某雑誌にも特集が組まれるなど、当時は大変な騒ぎにもなりました。
現在でも多く使用されているのを見受けますので、速やかに交換をするようお勧めいたします。
マスターシステムのシステムが組まれていて、なかなか交換することが難しいとか思われるでしょうが、
防犯上は、交換することが必要です。
公共の施設でも平気で使用されていますので、一気に交換する予算が無い場合でも、区域を区切って順次交換する方法もあります。
お見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
それで、今回は防犯性が低いって話しではなく、このシリンダー用の合鍵について注意があります。
下の写真をご覧ください。
合鍵なんですが、先端が凹んでいるのがわかるでしょうか。
通常は、凹んでいてはいけない場所なんです。
MIWAのディスクシリンダーは、鍵を差して鍵の先端を錠前に引っ掛けて開け閉めする機構を持っています。
それで、長年の使用により徐々に先端部が減ってくるんです。
あまりにも減ると、鍵が空回りして開かなくなる。
先端部を削らないように合鍵を作ると、問題なく開け閉めすることができるんです。
けっこう知らないで、削ってしまう合鍵ショップやホームセンターも多いのが現状です。
※現在の後継機 MIWA U9シリンダーは、シリンダー部分の一部を引っかけて開け閉めする機構なので心配ありません。
もし、この合鍵を作るときにがありましたら、先端部を削らないで!と伝えることが必要です。
しかし、上記にも書きましたが、防犯性が低いシリンダーです。
賃貸物件であれば、防犯性も入居率に直結すると思いますので、防犯性の高い鍵にリニューアルすることが必要です。
後継機のMIWA U9シリンダーでも防犯性が飛躍的に高まります。